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よくあるQ&A
Q1「生理が遅れている。妊娠したかも・・・。」
- A1:
- いつもより生理が1週間以上遅れているなら、妊娠の可能性があります。ぜひ産婦人科を受診しましょう。
自分で市販の妊娠検査薬を使って確かめてみることもできます。尿で検査します。判定方法については使用する前に説明書をしっかりとお読み下さい。陽性ならば妊娠している可能性が高いので、産婦人科を受診して正常な妊娠かどうか診察してもらいましょう。
妊娠検査薬が陰性であっても一回の検査だけでは妊娠を完全に否定はできません。生理が来ないままの場合は、再検査や産婦人科受診が必要です。
Q2「妊娠検査薬陽性だったけど、産婦人科は受診していないまま・・・。」
- A2:
- まず産婦人科を受診しましょう。きちんと診察を受けなければ正常な妊娠かどうかは判定できません。子宮外妊娠(異所性妊娠)を放置するととても危険です。産むかどうか迷っている場合も、まずはきちんと診察を受けましょう。
Q3「妊娠してしまったけど、どうしても産めない・・・。」
- A3:
- 人工妊娠中絶が可能なのは妊娠21週6日までと法律で決められています。
妊娠12週未満までは、日帰りまたは1泊入院で中絶手術を行います。妊娠12週0日から22週未満の中絶は、薬で陣痛を起こして分娩する形式(人工死産)になりますので、4~5日程度の入院が必要です。
週数が遅くなればなるほど身体的・経済的負担が大きくなります。また、妊娠22週以降は中絶できませんので、できるだけ早く産婦人科を受診して相談しましょう。
Q4「無理矢理セックスされてしまった。妊娠したらどうしよう・・・。」
- A4:
- セックスしてから72時間以内であれば、緊急避妊用ピルを内服することによって妊娠を防ぐことができます。ただし100%ではありません。薬局やドラッグストアでは売っていません。産婦人科を診療時間内に受診して処方してもらいましょう。
Q5 「妊娠しているけれど、お金がないので病院を受診できない。」
- A5:
- 妊婦健診は妊娠中のあなたと赤ちゃんの経過を確認し、異常の早期発見や合併症の予防のために重要です。出産までに約14回受けることが望ましいとされています。市町には妊婦健診を受けるための助成制度があり、母子手帳の交付とともに妊婦健診受診券を14回分もらうことが出来ます。お住いの市町の母子保健窓口で交付を受けてください。